2015年9月17日木曜日
お勉強:ホースシリーズ第2弾!高圧の油圧ホースってすごい耐圧・・・
前回の『ホースって奥が深ーい』に続きホースシリーズ第2弾です。
パワーショベルのシリンダーへ配管されている高圧の油圧ホースの構造についてお勉強しましたが、今回は耐圧力についてのお勉強です。
まず、圧力の単位のなのですが・・よく耳にするのが『**キロ』です。キロってキロメートル?キログラム? そんなわけないですよね。
耐圧力でよく言われる『キロ』は kgf/cm2のことで、1kgf/cm2であれば1平方cmに1kg相当の力がかかる・・みたいなことらしいです。
わたしがよく見るホースのカタログには『MPa』と表示されていますが、メガパスカルと読むらしいです。まるで台風の中心気圧みたいですね。
だいたいですが・・10kgf/cm2=1MPaですので、よく聞く350キロ耐圧というのは、350kgf/cm2であり35.0MPaとなるんですね。う~んなるほど・・
本体10tクラスのパワーショベルのシリンダーに配管されているホースは、35.0MPaなのですが、お庭に水まきをするお馴染みの散水用ホースで0.7MPa~1.2MPa。火事の時に放水する消防用のホースで1.6MPaといいますから、35.0MPaというのは凄すぎますよね・・・
その高圧のホースがパンクしたとなれば・・作動油もすっごい遠くまで飛散するのはなんとなくわかるような気がします。
パワーショベルの周りにはお家やマンションなどの住居もありますし、住居があれば洗濯物や車などがあります。畑や田んぼ・・公園や工場などなど・・・そんなところへオイルが飛散してしまったら キャーッ・・想像するだけで怖くなってしまいます。
そんなリスクの高い作動油の広域飛散をさせない一番の方法は高圧ホースをパンクさせないこと!パンクする前に新しい高圧ホースへ交換すればOK!しかしながら・・すべてのパワーショベルのすべての高圧ホースをパンクする前に交換することは非常に困難なことです。
東名アーネストホースプロテクタは、高圧ホースが破損した際の作動油の広域飛散を最小限にとどめることを目的とした高圧ホース専用のカバーです。つけて安心!ホースプロテクタ!
あら・・いやだぁ おもいっきり宣伝になってしまいました。
ともえちゃんのお勉強コーナーは、極端にわかりやすさを優先し正確さを犠牲にしております。ほんまでっか・・の精神でお読みいただけるとうれしいです。
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