2016年6月9日木曜日

手段ばかりが先行し、目的や人の気持ちが置き去りに・・

ともえちゃんのQC活動
「製品の発送について」

先日、ホースプロテクタのセット品(機種セット)において、実際の製品と荷物表面の表示とが違ったものを送付してしまい、お客様にたいへんご迷惑をおかけしてしまいました。
幸いにも、外の表示が違っていただけでご依頼の製品はお届けできていたので、再発送による納期遅れなどには至りませんでした。

しかしながら・・・いくつもの工程において、だれも間違いに気付けなかったのは深刻な問題!
このままでは製品の間違いや誤配が起きるのも時間の問題。

常日頃より、製品違いや発送ミスなど無きよう、各工程ごとに多くのルールをつくり、訓練しチェック体制も整えているのに、ちょっとした人の不注意でミスが発生してしまいます。

始末書をかかせたり、注意させたり、確認動作を増やしたり・・・
それでもミスは減らないし、「私ではないです」「私知りません」との声が聞こえてくる・・

んっ!!
手段ばかりが先行し、目的と人の気持ちが置き去りに・・・
動作ではなく、責任感・自覚・当事者意識・気付きが不足しているのでは・・
特に工程と工程につながりがなく、責任の所在が明確になっていないことが、
この問題の核心・本質なのでは・・

①発送する製品に送り状を添付するのが最後の工程なので、
担当者を選任し絶対的な責任を自覚させる。

②送り状添付業務の見直しを図り、担当者に訓練させる。

③慰めあいではなく、それぞれの責任をきっちり果たすことがチームワークであることを全員で共有する

上記の改善により良い変化が起きるか検証することとします。  
より良い製品を正確、迅速にお届けできるよう今後もQC活動を通じて一歩一歩高めていきます。






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