2016年5月18日水曜日

油圧ホースの保護スプリング

油圧ホースには様々な目的で
多様の保護材があります。
 
最も代表的な保護材は、
外部衝撃からの保護を目的とした
保護スプリング(スプリングワイヤ)です。
保護スプリングは、油圧ホースの製作途中で装着します。
よって、出来上がっている油圧ホース(口金具加締め後)
には装着できません。

保護スプリング 密着タイプ
 
メリット:隙間がないので鉄筋などに引っかかりにくい
デメリット:コストが高くなる 重くなり油圧ホースに負担がかかる
 
保護スプリング 通常タイプ(伸ばしてある)
 
メリット:密着スプリングとの比較でコストが低くなり軽くなる
内側の油圧ホースが確認できる
デメリット:・・・・・・・?
 
保護スプリングはたいへん丈夫で耐久性にも優れています。
金属製なので熱にも強いです。
通常タイプの伸ばして装着するタイプは、
ホースの長さの1.5倍まで伸ばし装着します。
伸びているのを縮めて口金具と口金具の間に
入れ込むので、伸びようとする力が常ねにかかり
より対衝撃性が増します。
 
ただ何かの拍子にスプリングが陥没または変形などすると
変形したスプリングが油圧ホースに干渉して
油圧ホースを破損させることがあるので
スプリングの変形が見られたら
油圧ホースを交換したほうが良いです。

保護スプリングホースへホースプロテクタ
ホースプロテクタは、ホースそのままで工具無しで簡単に取り付けられます。
保護スプリング装着ホースにもさらに装着できます。
ホース破損時に作動油の飛散を防止しつつ、
油圧ホースの保護にもなります。
ホースプロテクタは陥没して油圧ホースを傷つけることもありません。
東名アーネスト.com→ http://www.tomei-earnest.com/items.php#hpye

ともえちゃんのプロテクタ日誌は、正確さを犠牲にして
わかりやすさを優先しております。
ほんまでっか・・の優しい気持ちで読んでいただければ幸いです。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿