2019年7月17日水曜日

スリーブタイプVSファスナタイプ

油圧ホースには
もっとも径が大きいA口金具部分と
もっとも径が小さいBホース部分とがあります


スリーブタイプ(筒状)のカバーを装着する場合は
A口金具部分が通るサイズでなければなりません。

一方、ファスナタイプ(マジックテープ式)は
被せて装着できるので、A口金具部分の径に関係なく、
Bホース部分にフィットするサイズを装着することができます

スリーブタイプのカバーのメリットは・・
筒状ですので破れない限り装着の状態が維持できます。
デメリットとしては、カバーのサイズがホース部分に対して
大きめであり見た目でブカブカ感があるところです。

ファスナタイプ(マジックテープ式)のメリットは・・
ホースにフィットし見た目がすっきりしているところです。
デメリットは、マジックテープで止まっていますので
スリーブタイプに比べて外れやすいところです。

外観と装着しやすさのファスナタイプ
VS
耐久性のスリーブタイプ

他にも多種多様のカバーが揃っていますので
目的や環境でお選びください

適用サイズについてのご注意

ホースプロテクタやファスナ製品(マジックテープ式)の
『油圧ホース適用サイズ』には幅(〜)があります。

(ホースカバー.com より)

ここでは、なぜ適用サイズに幅があるのかご説明いたします。

まず油圧ホースには下記画像のように
もっとも径が大きいA口金具部と
もっとも径が小さいBホース部があります

スリーブタイプ(筒状)のカバーを装着する際は
A口金具部分が通るカバーの径(内径)で
なければなりません。

ファスナタイプ(マジックテープ式)のカバーを装着する際は
口金具部分を通す必要がないので
Bホース部分を包みこめれる径であれば装着できます。

ファスナタイプのカバーであっても
口金具部分もしっかり包み込めるサイズで
装着することも可能です。 

よって、ホースプロテクタやファスナタイプのカバーの
油圧ホース適用サイズにはサイズの幅があるのです。